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2012年5月

グリーとモバゲー(DeNA)のストップ安に、ゲームファンとして思う

私はゲームが好きである。
本も相当読むし、漫画もアニメも好きだし、映画も観る。
CDを買うときはまとめ買い、演劇や舞台もそこそこ足を運ぶ。
「メディア」と呼ばれるものに触れる時間は相当多い方と自覚している。
…テレビはほとんど見なくなったがw

そうやって沢山のメディアに触れていると、
ゲームというメディアの「総合芸術」としての面白さは他にないものだ、と再認識できる。
商業製品であることは当然、それは他メディアも変わらない。
ゲームには音楽、映像、演出脚本、そして双方向性。
多くの諸要素が組み合わさったことで、
他メディアとは違う「疑似体験」としての強い訴求力がある。
…故に、付き合い方はもっと真剣に話し合われなければならない、
とは思うが、それはまた別の機会に。

家にいながらフェラーリを乗り回し、
斧と盾でスケルトンと戦い、
ロボットを操縦し、
時にはゾンビとくんずほぐれつ。
…そんな疑似体験をさせてくれた数々のゲームに、
作ってくれた製作者の方々に、敬意をもっている。
我が家で友人を呼んで小さなパーティーをすることがあるが、
そのときにkinectに触れた客は
「これはどんな魔法?ゲームってここまで来てるの?」と例外なく驚き、
しばらくすると大の大人が笑顔で踊りまくっていたりするw
私は私で、20年後にはどこまで進化するかなぁ…などと夢想しつつ、
新ハードやソフトをついつい買い込む日々。


そんな、メディアとしてのゲームの進化
--いろいろあっても、根本的には幸福な--を尻目に、
ひたすら金を巻き上げることだけに執心し、
業界を腐らせてきた輩がいる。

彼らにはゲームとしてのクオリティなんて二の次、三の次だ。
マルチ商法まがいの紹介システムでネットワークを拡大し、
射幸心を煽り、金銭感覚を麻痺させて金をつぎ込ませることばかりに腐心する。
挙句、子供が何十万円も散財したり、出会い系の温床になったり。
はっきりいって、これ
「催眠商法」「マルチ商法」のデジタル版ではないか?
だとすれば、そんなものは娯楽というより
「社会の癌」に分類されるべきものだろう。

昨日の朝、市場が開いて即ストップ安になった2社。
大量にCMを投下し、テレビ局さえダンマリにさせてたクセに、
「消費者庁がコンプガチャを中止要請」という報道一つでこのザマである。
市場の人々はみんな「こんな阿漕なマネがいつまでも続くわけない」と
本音の部分ではわかっていたはずだ。
だからこそ、記事一本でここまで株価がブチ落ちたのではないか?

…悪貨は速やかに駆逐されるべきである。良貨を駆逐する前に。


しかし、このはた迷惑な輩によってもたらされた
業界全体へのイメージ悪化の後始末をすることになるのは、
結局任天堂をはじめとした真っ当なゲーム会社…
というのが、やり切れない。
…しょうがねぇ。もっとゲーム買って微力ながら応援しちゃうかなw

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