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2009年7月

ドラクエ9クリア…したのでレビュー。こりゃ良ゲーですよ。

ゲーム業界、久しぶりのお祭り状態とでもいおうか…
ドラクエ9がめでたく大ヒットしている。
最近昔のような「大ヒットゲー」が見当たらなかっただけに、
この勢いは大したものだと思うし、
元気な業界が久しぶりに見られた気がして、ちょっと嬉しい。

で、せっかくなので祭りは参加。
ドラクエ9をエンディング(と少し先)まで遊んでみた。
プレイ時間は40時間ほど。

一言で表現すると
「丁寧に作られた万人にお薦めできる良RPG」
画面の小さなDSでどこまで楽しめるか不安もあったが、
小さい画面なりの絵作り、ゲーム作りが見事だ。
ほろ苦さの残る、本編に絡まるシナリオ群の味わいも、さすが堀井氏。
不要なセリフが少なく、切ない物語にも救いを残す手馴れた語り口が上手い。

子供が遊んで楽しく、
大人も十分楽しめる。
そしてときにホロっとさせられる。

「国民的RPG」と呼ぶにふさわしい、良バランスの1本である。

普段メインで遊んでいるXbox360の場合は、
5.1チャンネル、大画面ハイビジョン当たり前…で
「映画を観るような豪華さ」も楽しみの一部
だったりする。

それと比べれば恐ろしく小さな画面、チープな音源なのだが、
ドラクエ9はクオリティの高い「絵本を読む」かのように、
小さい画面、携帯機ならではのインターフェイス、グラフィックで楽しませてくれる。
ハードの特性に合わせた物づくり…実は当たり前のことなのだが、
これがわかってない作品のいかに多いことか。
据置マシンと同じコンテンツを、
そのまま携帯機にもっていけば、というのでは
「やっぱり携帯機はしょぼいなあ」と思われるのは当然だ。

ドラクエ9では、
方向キーで代用できるメッセージ送りといったインターフェイス部分にせよ、
小さい画面で見たとき美しく、かつ表情までわかるよう頭身を調節したキャラ絵にせよ、
「携帯ゲームにこそ適したコンテンツ」をマジメに作っている。
テレビCMでも、ゲーム画面に枠をつけて、大きく映さないようにしているが、
そもそもこのゲームは大きなTVで拡大して見るものではなく、
DSのチマチマした画面で見たときに一番良く見えるデザインだろう。

そして、開発費がかからないロークオリティのポリゴンを用いているからこそ、
逆に用意できたのが、豊富な装備品それぞれの専用グラフィックなのではないか。
昔のドラクエシリーズにあった装備の数々はもちろん
「あぶないみずぎ」も健在w
デフォルメされたキャラながら、様々な装備でオシャレさせるのが楽しい。

3月には発売直前の延期があり、
一部のダンジョンで「本来あった罠が撤去されている」などの
やりきれなかった部分が未だ残っているという指摘は事実だが、
そういった場面は本編の中でもごくわずかだ。
このゲーム全体の価値を大きく落とすほどのものではない。

ただ、このゲームを遊んでいて一番の不満は…
眼の疲れ…だったりする。
なんせ小さい画面で、相当な情報量を表示するRPGだけに、
ハマって遊ぶと翌日眼が開かない…という事態になってしまった。
こればかりはドラクエのせい、という話ではないのだろうが。
子供に長時間遊ばせてしまうと、近眼への近道切符がついてきそうで恐ろしい(汗

重箱のスミをつつくようなことを書いたが、
総合で見れば十分90点が付けられる作品である。
シリーズ最速300万本突破とのことだが、
この出来なら今後の伸びも期待できそうだ。

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積みゲー崩し「ダークネス」

この時期はとにかく忙しく、
なかなかじっくりゲームが遊べない…
といいつつも、ブレイブルーとドラクエ9をちまちまっと遊んでいる。

とりあえずこの2本、かなり出来がよろしい。
褒めたいところは沢山あるのだが…
その前に、久しぶりに崩した積みゲーについて報告。

仕事の疲れか、頭を使わないFPSやりたくなってしまい…今回はダークネスである。
巷では「フリーズするバグがある」ことが繰り返し指摘されており、
そのパッチが提供されていないスパイク社の誠意が問われまくっている問題作である。
「遊んでて、フリーズしたらめんどいなー」と思って、
実に1年間、積みっぱなしにしていたゲーム。

…が、
期待に反して(?)我が家のXbox360では
一度もフリーズすることなく、クリアできてしまった。(いいことだけど)
よって、フリーズについてはなんにもレポートできなかったりするので、ご了承願いたい。

さて、このダークネス。
アメコミをベースにしたシナリオ重視型のFPSなのだが、
特徴は暗闇にいると溜まっていく「ダークネスパワー」というシロモノ。
これがたまっていると、自分の周りから触手を ど っ ぱ ぁ と出すことができるようになる。
FPSだから自分の姿は基本的に見えないが、鏡を見る限り、触手伸びまくりの「タコ魔人」である。

触手を出している間は防御力が大幅にアップし、
パワーを消費するが触手による各種攻撃も可能になる。
しかし、明るい場所(基本的には照明のあるところ)にいると、
ダークネスパワーが減ってしまう。
ダークネスパワーがない状態では「ただの人」なので、
敵に囲まれればあっという間に殺される。

よって、基本的なプレイは、
目に付いた照明をガンガン壊しつつ、周囲を暗闇にしながら進んでいく、ということになる。
プレイ感覚はまさに「闇にまぎれて襲ってくる怪人」。ただし自分が。
ギャングの手下を触手で喰らい殺し、
心臓を飲み込んでブヂュルブヂュルとぱわーあっぷ!悪趣味で実にステキな主人公だ。

主人公は孤児院育ちで、ギャングに拾われて殺しをさせられてきた挙句、
裏切られて使い捨てにされる、という不遇ぶり。
よって学はないし、殺しに容赦もない。
ガールフレンドとは孤児院からの付き合いだが、彼女は彼が殺し屋であることを知らない。
敵役のチキンな警察署長や、薄汚いギャングたち…
アメコミの割には等身大の人々満載で、派手さがないぶん、
雰囲気を大切にした「大人向け」な渋みがいい。

全体的なゲームプレイに起伏が乏しい点は少々気になったが、
ストーリーはなかなか。
バイオショックと同様、FPSでもソロプレイが好きな人には
悪くない1本。75点を付けておこう

ただし、フリーズのバグが直れば…である。
スパイク社は、
とっとと誠意をもって対応しろといいたい。
まさか、このまま逃げるつもりじゃねーだろーな、と。

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