FORZA5(海外版)を買ってみた

ずいぶんと長く放置してしまい、
一部のフレンドからどうしたの?と心配されてしまった。
なんのことはない。2年間にわたって
ドラクエXにうつつを抜かしていただけである。
某企業があまりにも、誰から見てもヤバい、
という状態になってしまったので、
わざわざ当ブログで書くこともない、というのもあるが。

閑話休題。

FORZA5である。
国内版XBOX ONEの発売は9月4日ということで、あと1か月。
すでに国内版の本体予約も済ませていたのだが、
先日、追加コースとしてニュルブルクリングが配信され、
そのクオリティを見ているうちに我慢ならなくなってしまった。

「どうせ、レーシング部屋用、リビング用、デスク用と
3台は買うことになるんだから」と言い訳をしつつ、北米アマゾンにて本体とソフトをポチっと…

それにしても最近の通販はすごい。
北米アマゾンでぽちった4日後には、我が家でFORZA5満喫である。
同時にぽちったスラストマスターのTXホイールも無事に到着し、この1か月ほどFORZA5三昧。
今回も素晴らしいクオリティなので、国内版1か月前レビューをしておこう。

>挙動はさらにリアルに。シビアに

FORZA5の走りについてインプレッションだが、
FORZAの心臓といえる、コマ落ちなしの60フレームと、物理演算に基づいた挙動は健在。
5ではこれまでよりもさらに繊細に、グリップ限界付近も4よりシビアになっている。
FFで無理をしたときのひしげる前輪とねじりこむように暴れる車体、
MR車の後輪ブレイクしたときの車体ごと横に振りだされる感覚。
FR車の暴れ出した後輪を前輪でねじ伏せ…そこなって壁に滑っていくあじゃぱー状態w。
どれもこれも「そうそう、こうなるw」と納得の動きをしてくれる。
車の個性に合わせてチューンして弱点をカバーし、限界を探りながらセッティングを煮詰めるのが楽しい。
なお、今回はチューンの数値をいじる度に
簡単なシミュレーション(加速時間や制動距離など)を同時に行ってくれるので、
ブレーキやギアのチューンが楽になった。

>新コースは執念の作りこみ

挙動を支えるコースのクオリティも半端ない。
そもそもレースゲームで最も長時間見るのはコースであり、
走ることを楽しむには挙動のよさに加え、しっかりしたコースが必要だ。

新たに作られたコースは特に素晴らしく、
上に貼ったニュルブルクリングの路面一つ見れば、その凄さは一目瞭然であろう。
(伊達にポチるきっかけになってない)
荒れたアスファルト、段差とうねり。車高を下げたスポーツカーに乗り、高速で凹凸をなめていくと、
これが本当のニュルだ!といわんばかりの迫力とプレッシャーがのしかかる。本当に怖い。
ブレーキがほんの少し遅れたら、ハンドルの切り込みがほんの少し過剰になったら…
集中力が切れた瞬間、車は容易くふっとんでいく。

ニュルの他にも、新規収録のロングビーチやプラハなどは
「新基準」というに相応しいクオリティだ。

舗装の材質、縁石の配置と高さ…コースの隅々まで妥協なく作りこんであり、
音、振動、車体の反応を感じながら走っているだけで、十分楽しめる。

>驚異のドライバター

レースも劇的に進化した。
特にCPU相手の一人用モードを遊ぶと、その進化にびっくりする。
ただの障害物競争だったり、わざとらしいミスをするAIモドキ相手の退屈なオフラインレースは
FORZA5の新機能「ドライバター」では過去のものだ。

本作では、自分がレースをプレイすることで、
マイクロソフトのシステム「LIVE」上のサーバーに、プレイヤーごとのAIドライバーが育成される。
自分のAIは走りこむほどに自分のクセを蓄積、学習し、プレイヤー自身と似た走りをするようになる。
そして、誰であれ、LIVEに接続した状態でCPU相手のレースをプレイしようとすると、
自分のフレンドから優先してAIがダウンロードされ、ライバル車の運転をしてくれる…という仕組みである。

端的に言えば
「CPU相手のレースなのに、フレンドそっくりの運転をする相手と
人間臭いバトルができてしまう」
ということだ。

ドライバターの効果は絶大で、
言われなければ対人レースをしていると錯覚するほど。
レース開幕、第一コーナーにつっこんだ瞬間、道幅ギリギリにお互いの位置を調整しながら、
16台の集団がしのぎを削る…こんなせめぎあいは、ベテラン揃いの対人でしかできなかったことだ。
それがCPU相手のレースでいつでもできてしまう…これがどれだけスゴイかは、
これまでオンラインを楽しんできた人ほど、わかってもらえると思う。

鋭く切り込む走りをするフレンドなら、その走りの鋭さそのままに。
荒っぽいフレンドだと…大荒れもあり。(AI適用は個別にキャンセル可能)
私の場合、FORZAでの走り派フレンドが何名か、AIとなって参戦してきている。
それ以外は一般プレイヤーのAIになるのだが、
レース終盤では大抵トップにいるフレンドのリアを追っかけているw
さすがの腕前が見事に反映されて…手ごわい。

>臨場感を高めた光源処理

今作では主に太陽の光源処理が大きく進化しており、ビジュアルによる臨場感がぐっと高まった。
たとえばFORZA4までは窓ガラスへの内装映り込みが描写されていなかった。
窓ガラスの表現に挑戦したゲームはいくつも存在するが、
表現したことで結局視認性が低下=遊ぶ上でのストレスになることがほとんどで、
あえてガラスを描かないフォルツァの判断は正しかったと感じたものだ。

しかしFORZA5では、ガラスへの映り込みが描かれる。
それでいて、視認性にはほとんど影響なく(!)走行の快適さは失われない。
というのも、FORZA5のガラス描写は、リアルタイムに光源計算した上で、
車内インテリアの写りこみを動的に生成して描写しているためだ。
リアルタイムに計算した上での写りこみであるから、当然トンネル内など、
直接太陽の当たらない場面では光量が減少し、映り込みはほぼなくなる。
車の一部だけに直射日光が当たる位置では、日光が当たっている部分だけ、映り込みが発生する。
ベタっと貼られたような、常に同じ形をした映り込み表現など過去のもの。
そしてこの動的に表現されるリアルな映り込みは、
脳内の「実車の記憶」を強く刺激し、いま車に乗ってる!という感触を大きく高めてくれる。

ななめ方向から光がさしルームミラーの左側にドライバーの右手が映り込んでいる
Img_0198_2

建物の影で映り込みが消えたところ
Img_0199
…ケータイカメラで酷い画質だが、違いはよくわかってもらえると思う。

光のすごさは窓ガラスへの映り込みに限った話ではない。
サーキット(周回)レースがメインのFORZAであるから、
リアルに太陽光を描けば、当然コース内で順光部分、逆光部分、
横から光がさしている部分、が出てくるわけだが、この太陽光の当り前、もキッチリ見せてくれる。

横から光が当たっているとき、路肩に高い木があれば、
そこから漏れた光が道に複雑な形の影を落とし、影の落ちた道が一層のスピード感を生む。
逆光ではまぶしさに目を細めながら、
地平線に向かって光に溶けそうなラインを見つめ続けなければ走れない
(しかし、直射日光ではない--所詮モニタの白色表示だw--ので、
目は傷めないし、よく見ればちゃんとコースは見える)
こんな感じに。
Img_0200


>音の進化

見た目ともう一つ、音の進化にも触れておく。
エンジン音の再現なども、4までよりさらにクオリティアップしているが、
5で目立って進化を感じられるのは、音の定位、反響の表現である。
トンネルをくぐったとき、建物の横をかすめたときの反響や、風切り音、
ライバルと抜きつ抜かれつをしているときのドップラー効果など、
単体でリアルな音、を鳴らすだけでなく、
音の「鳴り方」で周囲の空気、状況を表現する=リアリティを高める点において、大きく進化した。

ただ、4まででしっかり煮詰められてきた映像面と違い、
正直なところ、ずっとプレイしていると「周囲の雰囲気」を作ろうとするあまり、
音の鳴り方に少しクセを感じてしまうのも正直なところ。
わざとらしさ?とでもいうべきか、全体に演出が強すぎる印象がある。
また、音まわりにはバグが多いようで、多くの台数で接触、追突したりすると、
同時発音数の限界からか、音にノイズが乗ってしまうなどの問題がちょくちょく発生する。

しっかり進化した、しかし、まだ技術的な面、細やかな調整の部分で粗さが残る…
というのが音まわりの印象だ。

>総評。触れば伝わる、ハッタリ抜きの凄み

長々と書いてきたが、音響に若干荒さを感じたりするものの、
挙動、車体、コース、AI、光…どの要素も極めて高い技術で組まれている。
それが隙なく統合され「新世代」レースの基準となる一作に仕上がっているのは間違いない。

いくつものすごいことを、あまりに自然にやっている。
だから、実際に一度遊ぶと「なんかすごいリアル!」と感動できる。
ぱっと見でハッタリをかます二流の料理ではなく、
FORZA5は手間暇かけて素材を仕込み、味を作った正統派料理だ。
触れば、凄さは必ずわかる。

これをやらずして、なんのレースゲームを買うのか!であるw
かつてライバル、と呼ばれたゲーム(例のアレとか)は
挙動、映像、AI、音…すべてに周回遅れで見る影もない。
かかっているコスト、手間、技術レベル、
すべてが他の家庭用レースゲームを頭二つ以上引き離している。
XBOX-ONEを入手できるなら、このゲームは絶対に遊んでおくべき一本だと思う。

>改善希望

多くの点で進化したFOZA5であるが、最後に要望も書いておこう。

まず、一点目は車とコースのバリエーションである。
今回の5では全車が鑑賞(VISTA)モードに対応して、一台あたりのクオリティが大きく上がっている。
ドアを開け、内装を見回してみれば、どれだけ贅沢な作りかは一目でわかる。
そのかわり、収録車種が追加DLCまで含めても約300台と、
DLC含め500台に達した前作より減っている。
300台という数字は相当なものであるし、個人的な好みの車も大体は網羅している…が、
やはりこれはクオリティを保った上で、多ければ多いほど嬉しいものだろう。
(過去のショボいモデリング混在など論外。そんなゴミはいらん)

コースに関しても、以前からチューニングの拠点にしていた鈴鹿をはじめ、
国内サーキットの茂木、筑波がリストラされてしまった。
バサーストや市街コースのプラハ、ヤスマリーナ等、新コースのクオリティは素晴らしいが、
どうせなら4の小改良程度でも(今見ても十分なクオリティはあるのだから)
過去作のコースを多く入れてほしかった。
まあ、今後の追加を考えて、現時点では削られている?可能性もあるので
(現に米国発売後、二コース追加されている)今後のDLC展開、次作での収録に期待したい。

次に、デザインやチューニングのデータをユーザー間でやりとりする部分。
ペイントのレイヤー上限大幅アップ(上面やサイドは3000!)や、
車入手時におススメデザインが15種類表示される機能、
CPU相手のレースでもデザインが適用される点など、4までと比べて改良点も多い。
ただ、自分でデザイン、チューンデータを
マニュアルで検索する場合の使い勝手が今一つと感じた。
多数派(デザインやチューニングの買い手プレイヤー)の
便宜を優先したインターフェースなのかとも思うが、
前作のような、プレイヤーごとに店を作れるストアフロント形式のほうが、嬉しかったかも。

そして、さらに、
もうこれはホントに少数派の意見ということをわかったうえなのだが、
FORZA2~4で対応していた振動ユニット(低音成分に振動用の要素を組み込んで出力する)と、
マルチモニタ(本体3台、3画面で180度視界を作る)への対応が今回なくなっている点も、
アップデートなり、次回の「6」なりでぜひ復活してほしい。
縁石への乗り上げなどでガツンと衝撃が走る振動ユニットは、
レース中の情報として非常に有用だった。
マルチモニタも、本体ラインアップにキネクトなしが加わったことで
3台購入の敷居も下がった(?)のだから、是非追加してほしい。

…マイクロソフトとしても、
本体もう2台購入となれば美味しいだろうし…もう10万円お金用意しとかないと(汗

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3DSLLの大画面を満喫中

3DSLLを購入。
3dsll_2

とにもかくにも、画面がでかい!
少々老眼気味?の目ん玉には、これは嬉しいw

今までの3DSだと、長時間プレイでどうにも目が疲れて困っていただけに、
LLの登場はもう、待ってました、という感じ。
広い画面が快適で、ここ2日間、3DSの積みゲームを片っ端から遊んでいた。

従来が「離れた小さな窓から、向こう側の景色を見ようとして、頑張って注視する」感じ、
3DSLLは「目の前にある窓から、普通に向こう側の景色を眺めている」感じとでもいおうか。
実際に使ってみたときの印象がまるで違うのだ。

一部従来品よりチープになっている部分はあるものの、質感的には十分な水準だし、
ボタンの押しやすさや、ペンの取り出しやすさなど、
各所の使い勝手が大幅に向上しているのも嬉しい。
これから3DSを買うなら、余程携帯性にこだわる人以外は、
このLLを選んで正解ではないかと思う。

いやー、これは良い買い物をした。
この価格で、このクオリティにまとめてくるのは、さすが任天堂!だ。
マジオススメですコレ。

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たった半年で31台のVITAが焼損!…ソニー「欠陥はない。有償で対応する」

PSヴィータ焼損31件、ソニー「欠陥でない」 (読売新聞)

ソニーの対応が酷すぎて言葉を失う。
保証期間内に31件も実際に焼けて「欠陥ではない。有償で対応」って…
いつからソニーは中国産偽ブランドメーカーレベルになりさがった?
実際に一件も焼けなかったにも関わらず、
万全を期して新アダプターを配布した任天堂とは比較にもならない。

特に異常なのは今回の対応で
「有償対応」と断言しているところ。
(つまり、責任は顧客にある。顧客の使い方が悪い、と決めつけている)

↓これだけの 同 じ 症 状 の 不 具 合 を出しているのに、である。
製品事故情報 (製品評価技術基盤機構)

2ページ目から、この半年に起きたVITAの焼損事例がずらりと並んでいる。

ソニー株価は暴落が続き、7月25日時点で863円まで下落。
時価総額でもトップ50から転がり落ちた現状を見ると、
経営状態が崖っぷちにあることは誰の目にも明らかである。
フリーズまみれな上に、焼損の恐れまであるVITA、
発売前日に回収延期のnasneと、
真っ当な製品管理さえできないほどに物づくりもオワッテル。
今VITAリコールが確定すれば、昨年度比1200億円も増えた流動資産
(ぶっちゃけ売れ残り在庫と思しきもの)の相当額を占めるVITAに評価損が発生。
数百億~1000億円規模の損失が新たにふりかかるだろう。
だから、顧客に責任をなすりつけてでも、逃げ回りたい
ソニーの胸の内は理解できなくもない。

しかし「寝てる間に充電しておいたら、火が出るかもしれない…」
そんな恐ろしい製品、真っ当な判断力のある消費者なら買うわけがない。
最低「誠意をもって調査解明する」「事故が起きたときは即対応する」
くらいのアナウンスはできないのかと。
今いくらかの金をケチって、より多くの金を失う…
最近のソニーはそんな近視眼的な失敗ばかりを繰り返している。

貧すれば鈍す。

…そんな当たり前の振る舞いさえできず、
広報が初手で「欠陥じゃない」「有償対応」
と言ってしまう余裕のなさ…本当に終わりが近いかね。こりゃ。

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潜入系ゲーマーAくんがスナイパーになっていた

ちょくちょくゲーム談義をしていた生徒Aくん。
私に影響されたか、昨年XBOX360を購入したと思ったら
スプリンターセルコンビクションをドップリやり込んだ挙句、
ヒットマンブラッドマネーを買ってきたり、
「先生、プロトタイプもってます?」などと言い始める、
とても心配な有望な若者になってしまった。

さて、昨日Aくんに遭遇。
「先生はスナイパーエリートV2のデモやりました?サイコーっすよ」
…え?そんなの配信されてたっけ?
「海外タグに来てますよ。まだ先生チェックしてなかったすか?」
…お前、この短期間でどんだけ濃くなってるんだよw

「難易度下げたらスナイパーじゃないっす。一番難しいのでやんないと」

せっかくのAくんお薦めなので、
北米タグでデモを落とし2時間ほどプレイ。
こっちの場所さえバレなければ戦場を支配できるが、
バレた途端に追い詰められるスナイパーの無力さw
この立場の落差、追われる緊張感は、潜入系やりこみ大好きのAくんには
さぞジャストミートだったのだろう。

それにしても、XBOX360に手を出した教え子連中は、
どうしてどいつもコイツも
度が過ぎたゲーム満喫野郎になってしまうのかとw
教育者としていろいろ間違ってるような気がしないでもないが…
…ま、楽しそうだから良しということで。

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ソニーステマ連合が再始動?WillViiがまとめサイト「ゲハにゅ」に圧力?!

今年の頭から、
すっかり馬脚露しまくっていた感のある、
ステルスマーケティング連合の話題であるが…

ソニーの出井元社長が顧問に収まり、
社長の塚崎氏も元ソニーという、
ネットマーケティング会社(笑)のWillVii=ウィルビーが、
ステマ連合に目障りな記事満載
2ちゃんまとめサイト「「有題無題ゲハにゅ」さんへ圧力をかけたらしい。

問題になっているのは、
「ゲハにゅ」さんのこの記事

「株式会社WillVii」の営業品目に2chまとめサイトが!

WillVii株式会社「これのどこがやらせ・ステルスマーケティングなのでしょうか?」

…あー、なるほど。
ウィルビーは2ちゃんねるも工作対象です!ってのがモロバレですもんね、これ。
社長さんが何を言おうが、上の図がわかりやすすぎるというか。
マスメディア、自社メディアに向かっているのと「同じ矢印」が
2ちゃんねるなどのスポンジメディアに向かってる。「仕事」の対象ってわけだ。

これ、名誉棄損うんぬんで「ゲハにゅ」さんへ削除依頼が来ているらしいが、
どこがどう「名誉棄損」なんだろう?
自社で公開&営業してた資料を再掲されてるに過ぎんようにも見えるが…。

そろそろホトボリも冷めた、と目して
ステマ活動再開しようとでもいうんでしょうかね。
そんなことやってたら、いつまで経っても、
検索で「ステルスマーケティング」って入れると、トップが「ソニー」
という状況は変わらないわけで…そろそろ潮時じゃない?

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SCEが「また?」債務超過722億円

SCE、722億円の債務超過

2年前に100億円超の債務超過を引き起こしたSCE(旧)は、
その際に赤字業務であった「PSN」などのネットワーク事業を本社に移し、
現在のSCE(新)として設立しなおされた。
(よって現在のSCEは以前の法人とは別物である。名前同じにしてるのに…)
で、2010年度「黒字になった」とさんざんソニーの平井社長が吹聴し、
社長就任の理由(笑)にしていた、アノ輝かしき(笑)新SCEが、
翌年度にはもう大赤字で722億円の債務超過!…アホですかと。

SCEの決算公告
内情を見ると、さらにいろいろ見えてくる。
流動資産が前年度よりも1200億円以上膨れ上がり、
流動負債は倍以上の3300億円!!
…今年一年マトモに経営できるのか心配になるほどの惨状だ。

この悪化のうち、相当な部分はVITA投入によるものだろう。
特に流動資産のうち倉庫に積みあがった
「不良在庫一歩手前の」VITAの山、はかなりのボリュームではないかと推測される。
これが「正真正銘の不良在庫」として償却されるとなれば、
資産はさらに目減りしていく。値下げだけでも大ダメージだ。

VITAがこれほどまでに売れない、ということは
ソニーとしても計算外だったのだろう。
コースが3つしかないリッジレーサーに始まり、
1章しかシナリオが入っていないシェルノサージュ、
アイテム課金前提のPSO2など、
とにかくダウンロード課金まみれのゲームがVITAには多い。
開発費を抑えられる、と言ってサードを呼び込み、
かつダウンロード商品を大量に並べることで、ピンハネ分で
ネットワーク運営を維持する、というのが
VITA発売時にソニーが描いていたシナリオだったのだろう。

ところが、あまりに完成度の低い本体と、
低迷したままの売上を見てサードが一斉に逃げ出した。
ガチャ課金への批判が高まったことで
阿漕なダウンロード商売もできなくなった。
金かけずにVITAで儲ける計画、はスタート地点であっさり頓挫した。

私はこれまで、平井氏のソニー社長就任の「建前」に使われたSCEは
もうしばらく存続すると見ていた。
PS4も、スマートTVに毛が生えた程度の、
適当な既製部品を使ったやっつけマシンとして登場するだろう、と思っていた。
そのやっつけマシンを細々と売ることで、
SCEとゲーム事業の存続イメージを保ち、
こそこそと自然消滅のような形を採るかなと。

しかし、その未来は、
このあまりにも酷いVITAの失敗=SCEの壊滅的状況
によって変更されるのではないか、と感じる。
最近、この債務超過だけではなく、
ソニーのゲーム事業を巡る状況がどんどんキナ臭くなっている。
PS3向け開発のためにバンナムと設立したセリウスが解散したり、
ソニー本体の平井社長が、SCE会長を辞め、
創業者の甥である盛田厚氏を後釜に据えているところを見ると、
SCEにババをなすりつけ、見捨てる形でストリンガー&平井コンビが
トンズラする算段か?と勘ぐりたくなってしまう。
PS4モドキを作っての軟着陸など、もうできなくなっているのではないかと。

さて、ソニーはどう次の手を打つのか。
なにやらドカンとデカい動きが来るのか、
真・SCEでも設立するのかw

…ついでに細かいことだが、平井サンはSCEの惨状が内部的に見えていたはずなのに、
6月後半に突如SCEからトンズラって、ボーナスまでキッチリもらうのか?
もし、そうなら7700万件の個人情報バラまいておいて、
謝罪もせずにノラリクラリ逃げ回った辣腕経営者(笑)だけはある。
どんなに自分が世話になってきた組織が危機に陥っても、
ほっぽりだした古巣が壊滅しようと、自分の取り分だけは確保する…なんて生き方、
普通の人間にはなかなかできまい。人として恥ずかしくて。

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ソニー株、ついに996円まで下落

ソニー株価、節目の1000円割れ 32年ぶり
…いわんこっちゃない。

いよいよソニーはボロ負けのゲーム(とテレビ)事業を抱きしめたまま、
丸ごと心中する肚を決めたのか?
こうなることは当ブログでも繰り返し書いてきたことであり、
遅くとも3年前にはソニー自身にもハッキリ見えていただろうと。
ストリンガー、平井と続く経営者の愚かな振る舞いには言葉も出ない。

まず初めにするべきことは、役員報酬の大幅カット、もしくは経営陣の刷新。
大きな痛みの伴う改革をしようというときに、
無能な経営という「害毒」を振りまいてきた当事者が率先して責任を取らず、
地位と金に汲々としていて、どこの部下がついてくるというのか。

次に不採算部門(つまりゲームとテレビだ)の切り離し。
ゲームは幸い今ならまだ部門、版権の買い手だって探せるはず。
テレビには事業部に大きなメスを入れての
リストラが必要になるが、これは仕方あるまい。
金融とエンタメ、一部の実績ある家電分野まで
縮小するべき時期が来ているのではないか。

ついでに、今までさんざんやらかしてきたステルスマーケティングについても、
これまでソニーが資金を流してきたと思しき連中は
「悪質」まとめサイトが大ピンチ 2ちゃんねるから「転載禁止」通告
で、息の根止まりかけてるし…
トカゲの尻尾切りして、健全性をアピールするには
悪くないタイミング&材料だろうw

平井社長の新経営計画、として
「不正と手を切った綺麗なソニー」(笑)を打ち出して、
再起を期してみてはいかがか。

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グリーとモバゲー(DeNA)のストップ安に、ゲームファンとして思う

私はゲームが好きである。
本も相当読むし、漫画もアニメも好きだし、映画も観る。
CDを買うときはまとめ買い、演劇や舞台もそこそこ足を運ぶ。
「メディア」と呼ばれるものに触れる時間は相当多い方と自覚している。
…テレビはほとんど見なくなったがw

そうやって沢山のメディアに触れていると、
ゲームというメディアの「総合芸術」としての面白さは他にないものだ、と再認識できる。
商業製品であることは当然、それは他メディアも変わらない。
ゲームには音楽、映像、演出脚本、そして双方向性。
多くの諸要素が組み合わさったことで、
他メディアとは違う「疑似体験」としての強い訴求力がある。
…故に、付き合い方はもっと真剣に話し合われなければならない、
とは思うが、それはまた別の機会に。

家にいながらフェラーリを乗り回し、
斧と盾でスケルトンと戦い、
ロボットを操縦し、
時にはゾンビとくんずほぐれつ。
…そんな疑似体験をさせてくれた数々のゲームに、
作ってくれた製作者の方々に、敬意をもっている。
我が家で友人を呼んで小さなパーティーをすることがあるが、
そのときにkinectに触れた客は
「これはどんな魔法?ゲームってここまで来てるの?」と例外なく驚き、
しばらくすると大の大人が笑顔で踊りまくっていたりするw
私は私で、20年後にはどこまで進化するかなぁ…などと夢想しつつ、
新ハードやソフトをついつい買い込む日々。


そんな、メディアとしてのゲームの進化
--いろいろあっても、根本的には幸福な--を尻目に、
ひたすら金を巻き上げることだけに執心し、
業界を腐らせてきた輩がいる。

彼らにはゲームとしてのクオリティなんて二の次、三の次だ。
マルチ商法まがいの紹介システムでネットワークを拡大し、
射幸心を煽り、金銭感覚を麻痺させて金をつぎ込ませることばかりに腐心する。
挙句、子供が何十万円も散財したり、出会い系の温床になったり。
はっきりいって、これ
「催眠商法」「マルチ商法」のデジタル版ではないか?
だとすれば、そんなものは娯楽というより
「社会の癌」に分類されるべきものだろう。

昨日の朝、市場が開いて即ストップ安になった2社。
大量にCMを投下し、テレビ局さえダンマリにさせてたクセに、
「消費者庁がコンプガチャを中止要請」という報道一つでこのザマである。
市場の人々はみんな「こんな阿漕なマネがいつまでも続くわけない」と
本音の部分ではわかっていたはずだ。
だからこそ、記事一本でここまで株価がブチ落ちたのではないか?

…悪貨は速やかに駆逐されるべきである。良貨を駆逐する前に。


しかし、このはた迷惑な輩によってもたらされた
業界全体へのイメージ悪化の後始末をすることになるのは、
結局任天堂をはじめとした真っ当なゲーム会社…
というのが、やり切れない。
…しょうがねぇ。もっとゲーム買って微力ながら応援しちゃうかなw

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ニンジャガイデン3…何考えてるんだ?

ニンジャガイデン3の体験版が来ていたので、遊んでみた。




…下忍どもが。

あまりにも酷いので、具体的に語る価値さえ感じなくなった。




何を言っても、この開発者では「死んでもわかるまい」
それくらい、トコトン「わかってない」。
映像も演出もゲームプレイも、全てのセンスが安っぽく、三流で、粗い

先輩の残してくれたニンジャガイデンシリーズの
「良さ」さえ全く理解できていないのだから救えない。

真の超忍で遊べる
ニンジャガイデンブラックやニンジャガイデン2は、
これで不滅の傑作に「なってしまった」
シリーズファンとして寂しさも禁じ得ない。

コーエーテクモさん、続編を作りたいなら、
シリーズを理解してる海外スタジオにでも外注した方がずっとマシだ。


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ソニー過去最悪 5200億円の赤字

死体蹴りは趣味じゃないが…

ソニーの最終赤字 過去最悪の5200億円~3000億円の下方修正

これは、やらかしすぎ(汗)

今回の報道で興味深いのは、
これまでゲーム事業の不振をひた隠しにし、
他業種になすりつけてきたソニーが、
ついにはっきりと「米市場におけるゲーム事業不振」を指摘されたこと。

はっきりいって、2年前の時点で累積9000億円もの赤字を出し、
SCEが債務超過で解散した時点で
ソニーのゲーム事業の未来などとっくに潰えていた。

しかしその後、ストリンガーが
自分のお気に入りの平井を社長に据えようとしたとき、
「ゲーム事業の(名目上)黒字」を平井の功績にしてしまったことで、
ゲーム事業=失敗という事実が隠蔽された。
日経をはじめとした各紙が
しらじらしく「ゲーム事業を黒字化させた平井」と
書きたてている様子は失笑ものだった。
そうした記事が多数発生した背景には
ソニー社内のストリンガー・平井派の意向が
広告費を通じて各マスコミに多分に反映されていたのだろう。

ソニーの事情に詳しい人には周知だったが、
「黒字化」の実態は、債務超過になったSCEを解散させ、
大赤字のネットワーク事業と
ハード&ソフト販売事業に切り分けて本社に吸収。
見た目上ゲーム(ハードおよびソフト)販売が黒字になっただけだ。

平井が実際にSCEで行ったことといえば、
PSPgo、MOVE、PSVITA、といった数々の失敗プロダクトの開発、
さらには1億件の個人情報漏洩に無責任な対応…と、
やることなすこと失敗続き。
そんな人間を社長に据えることを阻止できないほど、
自浄機能を失ったソニー。


…そりゃ、こうなる。


しっかし、これでまだPS4を作る!
なんて噂も出てくるところを見ると、正直アホか、と思う。
ソニーには一日でも長く役員報酬をもらうことしか
考えていない重役しかいないのか?
真面目なソニー社員や家族(…個人的な知人だっている)を
考えるといたたまれない気持ちになる。

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